好きなアーティストのライブスケジュールが発表されるとテンションが上がりますよね。
ただし、気になるのはその日程です。土日であればいいのですが、アーティスト、ライブハウスの都合上、平日にライブが開催されることも少なくありません。
平日となるとスーツでの参加になる人も多いはずです。ライブハウスのイメージ上、「スーツは浮くんじゃないかな・・・」、「スーツが汚れそう」と心配になりますよね。
結論から言うと、スーツでのライブ参加は全く問題がありませんし、ライブを楽しむことができます。
今回の記事では、その理由を説明するとともに、スーツ参加でちょっと便利なテクニックも紹介します。
平日ライブの開始時間は?
平日のライブの開始時間は、アーティスト、ライブハウスによって異なりますが、一般的には18時会場オープン、19時開始というパターンが多いです。普通のサラリーマンであれば、仕事の終業時間を迎えた後、家に帰って着替え、開始時間までにライブハウスに到着するというのは非常に難しいものです。
ライブにスーツ参加でも問題がない理由
僕は大学生時代は好きな服装で、時間も余裕を持って参加していました。整理番号が早いチケットを手に入れて、ライブに全力で挑むというのが最高の楽しみだったんです。
就職してからは、仕事の仕事の終業後にライブに行かざるを得なくなり、正直最初は平日ライブは行きたくないし、スーツでライブに行っても楽しめないと思っていました。
その理由は、ライブに来ている他のお客さんがライブの服装で盛り上がっている中、自分はスーツで盛り上がりきれないことへの劣等感、嫉妬があったんだと思います。また、ライブハウスのイメージから、スーツで参加すると汚れてしまうのでは?という不安もありました。
ただ、1年くらい平日ライブにスーツで参加した経験から、やっと僕は平日ライブの楽しみを見出すことができました。次の4つのポイントが僕が学んだことですが、これをもとにあなたの平日ライブへの戸惑いがなくなればと思います!
①スーツでもライブは楽しめる!
まずはスーツでライブ参加を楽しめないというあなたの不安を払拭したいと思います。
スーツでライブに参加するということは、どうしても後方での大人見になります。理由としては、前方〜中方はモッシュなどで激しいことが多く、スーツ参加には完全に不向きだからです。
ライブキッズの大人見が本当に楽しめるかという不安な気持ちは僕もよくわかりますが、一度後ろで好きなバンドの演奏をしっかりと見てください。バンドメンバーの演奏、その動きがしっかりと見れますよ。
僕のような30代中盤の人は、昔はライブに行っていたけど、平日にスーツで参加するのが億劫な人も多いと思います。今でこそ楽しめる後方でのライブ観覧、絶対に楽しめると思うので、そんな人たちにこそスーツでのライブ参加はおすすめしたいですね。
②ライブハウス後方は激しくないのでスーツは汚れない
ライブにスーツで参加すると、「大切なスーツが汚れてしまうのでは?」という心配があるかと思います。
先ほど書いたように、スーツでのライブ参加となると基本は後方での立ち見になります。前方の激しいモッシュをイメージとは違い、後方は落ち着いて見ることができます。
したがって、スーツが汚れるということは一切ありません。とはいえ、お気に入りの高価なスーツをわざわざ着ていく必要はありませんので、中ランクくらいまでのスーツを着ていきましょう。
ライブハウスの中は熱気で暑いので、上着は脱いでコインロッカーに預けることをおすすめします。暑くて上着を脱いだ後も、手荷物が発生してライブに集中できなくなるんですよね。
③同じようにスーツの人が後方にはいる
冒頭でも書いたように、サラリーマンは仕事終わりに平日ライブに行かざるを得ないため、同じような境遇の人がたくさんいます。
実際にライブハウスに行けばわかりますが、スーツで参加している人もチラホラ見かけます。同じ仲間がいると思えば、スーツで浮いてしまうのではないかという心配もなくなります。
僕も平日ライブは毎回スーツです。例えば、MONOEYES、Ken Yokoyamaなどの激しいバンドのライブもスーツで参加しています。ライブに行くと見かける範囲内でも10人くらいはスーツで来ている人がいます。
④仮にスーツを気にする人がいても、アナタの問題ではない
人によっては、確かにスーツで来てる人がめずらしいと思うかもしれません。
でも、それってスーツを着ているアナタの問題ですか?違いますよね?
堂々とスーツで参加して、好きなアーティストの演奏を楽しみましょう。
ライブハウスでは、法律とマナーはありますが、楽しみ方にルールはありません。音楽が好き、そのアーティストが好きだという気持ちに突き動かされ、ライブに参加しているアナタの行動は輝いていると僕は思います。
僕も昔は他の人の目を気にしていたのですが、他の人に迷惑をかけなければ、自分が楽しいと思うことをすることが大事だと本当に思います。せっかくの自分の人生ですから、好きなことはとことんやっていきたいですよね。
僕はこれからも平日ライブにスーツで参加します。
平日ライブ参加の便利テクニック
コインロッカーに荷物、上着を預けよう
ライブの時間は2~3時間くらいです。この時間ずっと荷物を持っていると腕が疲れますし、ライブハウスの床はあまりきれいではないので、僕は絶対に荷物はコインロッカーに預けます。
過去にライブハウスでカバンを持って床に置いておいたんですが、カバンが濡れて汚れていました。おそらくドリンクがこぼれていたんでしょうが、暗いのでわからないんですよね。
ちなみに僕はそれ以来いい革靴を履いてライブに行くのはやめて、ホーキンスのアイステックの靴を履いています。
元々、雨の日の用の靴として購入したのですが、ライブでも多少汚れても気になりませんし、靴底がゴムになっているので、それこそドリンクがこぼれていても気になりません。
また、普通の革靴より柔らかいので、ライブ中に立ちっぱなしでも、一般的な革靴よりも疲れませんよ。
ちなみにこの靴の購入レビュー詳細は、僕が運営するもう一つのブログ「ライトニングシフト」の以下の記事で紹介しています。
2階指定席のチケットを狙おう
スーツ参加の立ち見でも全く問題ないですが、せっかくスーツで行くなら落ち着いて見たいという人は、2階指定席のチケットを狙いましょう。
難点としては、そもそも席数が少ないためチケットが激戦です。
本当に行きたいアーティストのライブは、平日でも1階スタンディングで申し込むことをおすすめします。
午後半休を取ろう
ここまでスーツでのライブ参加をおすすめしましたが、午後半休を取得して、思いっきりライブを楽しむのもありです。
アーティストの物販は15時くらいから先行販売していることもあるので、物販をどうしても買いたいという人にも午後半休を取ることはおすすめです。
まとめ
スーツでのライブ参加は、あなたの音楽への愛、アーティストへの情熱の表れです。
ライブハウスにスーツで行くことを誇りに思い、あなたの音楽人生をより豊かしましょう。
これからは迷うことなく、平日ライブの申し込みボタンを押していく姿を願っています。