こんにちは、ロック大好きのマット( @Tirock69)です。
2018年に活動再開をした「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」。
このエルレの活動再開を受けて、盟友「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、「ストレイテナー」、「ELLEGARDEN」の3バンドでの「NANA-IRO ELECTRIC TOUR」が15年ぶりに開催されました。
今回は、僕が参加した2019年10月23日の愛知国際展示場(Aichi Sky Expo)での「NANA-IRO ELECTRIC TOUR」のライブレビューを紹介します。
感動を与えてくれた3バンドへの感謝、ライブの余韻を感じながら、少しでも多くの人に彼らのバンドの魅力を伝えられればと思います!
Contents
NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019(ナナイロエレクトリックツアー2019)とは?
NANA-IRO ELECTRIC TOURとは2003~2004年にASIAN KUNG-FU GENERATIONが中心となり、ストレイテナーと共に開催していた対バンツアーです。
ELLEGARDENは2003年仙台公演と、2004年北陸2公演をで対バンをしています。
2018年のELLEGARDENの活動再開を機に、15年ぶりに「NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019」が開催されることになりました。
- ASIAN KUNG-FU GENERATION
- ELLEGARDEN
- ストレイテナー
今回のツアーは主要都市3か所での開催となりました。
- 2019年10月18日:インテックス大阪6号館
- 2019年10月23日:Aichi Sky Expo(愛知国際展示場)ホールA
- 2019年11月1日:横浜アリーナ
NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019(ナナイロエレクトリックツアー2019)の物販
NAN-IRO ELECTRIC TOUR 2019グッズの事前注文
NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019では、ツアーグッズ、また各アーティストのグッズ含めて事前にオンラインで注文をすることができました。
僕の予想ではありますが、エルレガーデンの復活ツアーであった「THE BOYS ARE BACK IN TOWN 2018」では、グッズ物販で転売等のトラブルがあったため、今回はトラブルを無くすために事前注文の形をとったもの思われます。
ただし、グッズを会場受取にしたのは、エルレガーデンの細美さんが、「物販はお土産のようなもの」という思いをもっているためだと思います。
NAN-IRO ELECTRIC TOUR 2019グッズの会場受取
グッズ受取場所、販売場所まで歩いていくと、グッズ販売の一覧のポスターが貼られていました。
今回はオンライン事前注文があるので、エルレのグッズは全種類残っていました。
アジカンは一部売り切れているグッズがありましたね。
グッズはオンラインで注文時に、何時に受取るかという「受取時間」を30分刻みの中で自分で指定していました。
指定の時間にグッズ受取場所に行くと、列ができていましたので、受取時間になるまで列に並んで待ちます。
受取時間になると、列が動き出し、グッズ注文時にマイページに作られたQRコードと、身分証明書をスタッフの人に見せて中に入ります。
グッズ受取のホールの中に入ると、エルレの曲が流れていて、この時点から「本当にエルレが見れるんだ!」という実感が出てきます。
受取場所に着くと、スタッフの人にQRコードと身分証明書を見せ、グッズの準備をしてもらいます。2分後くらいにグッズが準備されて渡されました!
嬉しいんですけど、多すぎてよくわかりません!(笑)
ちなみに僕は以下のエルレのグッズを買いました。
購入したエルレのグッズ
- ビールTシャツ(白)
- 2019スカルTシャツ
- ワニTシャツ
- 2019マフラータオル(黒)
- 2019キャップ(黒×白)
NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019(ナナイロエレクトリックツアー2019)のライブレビュー
3バンド全てが感無量の最高のライブだったNANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019。バンド別のレビューを紹介します。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
僕はアジカンのライブを見るのは、3年ぶりの2回目。
ナナイロ名古屋のオープニングがどのように始まるのかワクワクしていました。
開始予定時間ほぼピッタリに照明が落ち、アジカンのメンバーが登場。
一曲目は壮大な世界観が広がる「クロックワーク」。
アジカンは昔のロック、リズムが心地いい曲も好きですが、クロックワークのような広がりがある曲が合うバンドになってきたと思いました。
二曲目の「君という花」のイントロが始まると、会場が一気に盛り上がります。Gotchも他のメンバーもとても楽しそうに演奏をしていたことが印象的でしたね。
君という花から一気に畳み込むようにして「リライト」のイントロが始まると、会場のボルテージは一気にMAXになりました。
MCでは、Gotchから
「この3バンドで意外と早くナナイロエレクトリックツアーを回れるとは思わなかった。」
という言葉があり、本当に嬉しそうであり、優しい声をしていたと感じました。
そして「ソラニン」へと続きます。
「廃墟の記憶」ではストレイテナーのホリエアツシが登場します。この曲は初めて聴いたのですが、メチャクチャいい曲でしたね。
「大切な仲間の曲を1曲。ART-SCHOOL、FADE TO BLACK」
というGotchの声から、まさかのART-SCHOOLのカバーでした。
これは想定外でしたが、Gotchの仲間を大切にする気持ちを感じましたね。
最後のMCでは、Gotchから
「今日久しぶりにライブに来た人もいると思うけど、また10年後、20年後でも俺らライブやってるから、また来てよ。」
という言葉があり、自分がいつまで今見てるバンドを楽しめるんだろうということをたまに思いますが、こういう言葉を貰えると安心しますね。
「サイレン」では、照明が怪しく照らされながら始まりました。
バンドも自分も、昔とは環境は変わっているし、気持ちも変わっている部分もあるんですが、今この場所には昔から変わらないものがある、そんなことを考えながら聴いていました。
そして、「Easter/復活祭」、ラストの「ボーイズ&ガールズ」まで駆け抜け、壮大なアジカンのステージは終わりを迎えました。
終始優しいGotchの言葉があり、アジカンならではの世界観が素晴らしく、全てのオーディエンスに感動を与えるステージでした!
セトリ
- クロックワーク
- 君という花
- リライト
- ソラニン
- 廃墟の記憶 feat. ホリエアツシ
- FADE TO BLACK(ART-SCHOOL)
- サイレン
- Easter/復活祭
- ボーイズ&ガールズ
ELLEGARDEN
19時35分ごろまで待っていると、会場の照明が落ちました。
いよいよ始まるのか!とテンションが上がり始めたことろに、ステージにはドクロが下りてきました!
エルレのメンバーが出てきてる様子が暗い中でも見てとれました。
いきなり始まったのは、まさかの「Fire Cracker」!Supernova始まりだと思い込んでいたので、これはやられました。
攻撃的なイントロの攻撃的サウンドにテンションが上がり、その後のAメロでは細美さんのエモい声で歌いあげられて、声・音が響きます。
サビではまた音が爆発し、1曲目から大興奮状態です。
息つく間もなく2曲目には「Space Sonic」。
大好きなこの曲が2曲目に来てしまい、もはやどうすればいいかわからないくらいテンションが上がっていました!
そして、3曲目の「高架線」ではサビではシンガロングが起こり、会場の雰囲気もとてもよかったですね。
MCを一旦挟み、細美さんから
「俺たちのやるべきことは、アジカンから受け取ったバトンを一度も落とすことなく、最高の状態でストレイテナーに渡す」
という言葉あった後に、いきなり始まったのが「Supernova」。
メチャクチャ鳥肌が立ちました。もちろんメチャクチャ楽しかったことは言うまでもありません。この日のためにずっと生きてきたんですから。
次に始まったのは「Pizza Man」。一年ぶりに叫びました。
Pepperoni Quattro!
そして、イントロから大歓声となった「風の日」。
細美さんが途中でオーディエンスに向けて言った言葉。
「聞こえねぇぞ」
必死に歌ってましたが、さらに必死に歌いました。本当にいい歌詞で、昔にこの曲に助けられたことを思い出しましたね。
MCを挟んで、メンバーから一言挨拶がありました。エルレガーデンが目の前にいるというのを実感しました。
細美さんが曲前に一言。
「再結成マジックなんてすぐに消えちまう。これから最高を更新していくんで、これからもエルレガーデンをよろしく」
この言葉の後に始まったのが「Red Hot」。
さらに「ジターバグ」へと続きます。一年ぶりに見る細美さんが指を上に向ける姿がカッコ良かったのをはっきり覚えています。
「Salmander」ではそのギターの重音に酔いしれました。
MCを再度挟み、細美さんが
「色んな意見があるけど、俺はせっかくライブに来たのなら楽しんで欲しい。」
「そんな人がいるのかは知らないけど、私は細美さんの歌が聴きたいのって奴がいるかも知れない。
「でも、10年ぶりに一緒に歌いたいって奴もいるから、でっかい声で歌ってる奴がいても許してくれよ」
「Make A Wish」が始まりました。
会場に響き渡るシンガロング、この時にはエルレガーデンのライブが終わってしまう寂しさはなく、一種の幸福感、充実感を感じていました。
最後の「虹」では、Gotchが迎えられ、会場が一体感に包まれました。
多くの言葉はいらない、本当に最高の時間でした。
セトリ
- Fire Cracker
- Space Sonic
- 高架線
- Supernova
- Pizza Man
- 風の日
- Red Hot
- ジターバグ
- Salamander
- Make A Wish
- 虹
ストレイテナー
今夜のトリを務めるストレイテナー。
20時30分過ぎに照明が落ち、SEが流れて4人が登場します。
ドラムスのシンペイが立った状態で、曲の始まりを待ちます。
一曲目はやはり「Melodic Storm」。2番のAメロでのひなっちのベースのリズムが相変わらずかっこいいんですよね!
2曲目は「冬の太陽」でした。この曲でライブを見ながら思っていたのは、ストレイテナーのドラムって手数が多くて、力強いんだなと。
ホリエさんがキーボードの位置に移り始まったのは「Braver」。
サビへの入りがかっこよくて、聴き入ってしまいました。
MCでは、ホリエさんが
「細美君から『対バンやるってのは、タイマン張るってことだと思ってる』と言われたし、昔から3バンドは凌ぎを削ってきた。」
「これからも3バンドはライバルだと思ってます!」
仲間であり、ライバルであり、友である関係性なんでしょうね。
「REMINDER」では、ストレイテナーならではの王道のロックとも言えるサウンドに会場全体が盛り上がります。
「スパイラル」では映像と歌詞が映し出されていました。センチメンタルなサウンド、歌詞が胸を締め付けます。このライブに参加できたことに感謝しかないと感じました。
新曲の「吉祥寺」では、優しい音が会場全体を包み込みます。ラストに向かって走っていく中で、このストレイテナーの曲を聴けている今に幸福感を感じながら聴いていました。
ラストは「シーグラス」。寒い季節が来る前に、ナナイロでこの3バンドが見れたこと、このシーグラスを締めくくりに聴けたことが嬉しかったです。今回の会場が海沿いだったことも何かの巡りあわせでしょうか。
アンコールでは、「KILLER TUNE」をGotchと一緒に披露。歪が利いたギターの音が入った攻撃的なサウンドなんですが、気持ちよくノれるこの曲。
最後は、エルレの細美さんも出てきて、
「俺らが出会ったころの曲をやります」
という声から始まったのは「ROCKSTEADY」。
細美さんの歌声から始まり、サビではGotchも歌い、まさに3バンドの友情によって成し遂げられた光景でした。この日の光景は忘れられないものになりましたね。
最後は全員でステージ上で一礼。
3バンドの笑顔を見て、僕のナナイロエレクトリックツアーは終わりました。
セトリ
- Melodic Storm
- 冬の太陽
- Braver
- REMINDER
- 灯り
- スパイラル
- 吉祥寺
- シーグラス
EN.
- KILLER TUNE / with Gotch
- ROCKSTEADY / with Gotch、細美武士
NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019(ナナイロエレクトリックツアー2019)のまとめ
今回のナナイロエレクトリックツアーは、エルレガーデンが目的で申し込んだことは間違いありません。
ただ、3バンド全てが素晴らしい演奏であり、この3バンドが集まったからこそのライブだったのだと思います。
僕はこのライブに参加できたことを本当に感謝していますし、音楽の力、好きなものを好きでいることの大事さを再確認しました。
また、いつか3バンドが一緒に対バンするすることを夢見ながら、日々の生活をしっかりと生き抜いていこう、そんなことを思いながら、この日は眠りに着きました。
どうも、マット( @Tirock69)でした。