こんにちは、ロック大好きのマット( @Tirock69)です。
ロックの救世主として叫ばれながら数々の問題を起こしたオーストラリア出身のバンド「THE VINES(ザ・ヴァインズ)」。
ザ・ヴァインズは、激しくオルタナティブを感じる曲から、サイケデリックで独特の世界に引き込む曲まで製作しており、彼らの音楽性は確かなものです。
ただ、ボーカルのクレイグがアスペルガー症候群であり、彼らの音楽活動は順風満帆とは言えるものではありません。
今回はそんなTHE VINES(ザ・ヴァインズ)のライブセトリ定番曲、僕のおすすめ曲についてまとめました。
ザ・ヴァインズのことをあまり知らないあなたにも、本記事で彼らの魅力が伝わればと思います。
Contents
THE VINES(ザ・ヴァインズ)の音楽性について
ザ・ヴァインズの音楽は、後述するボーカルのクレイグを中心として作られています。
クレイグの不安定な人間性もあり、非常に荒々しく叫び声が多重になったオルタナティブサウンドが非常に特徴としてあげられます。
一方で、儚くサイケデリックな独特の世界観がある静の曲も数多く作られており、この極端な曲の違いが彼らの魅力とも言えます。
いずれにしても、天才クレイグの不安定さが奇しくもザ・ヴァインズというバンドの魅力を引き出していることは間違いないと思います。
THE VINES(ザ・ヴァインズ)のメンバー
洋楽バンドは問題を起こすことや、メンバーチェンジも多いですが、このザ・ヴァインズも相当な問題児バンドと言えます。
クレイグ・ニコルズ(ボーカル、ギター)
ほとんどの楽曲の作詞、作曲を手掛けるザ・ヴァインズの中心人物です。
激しい衝動的な曲から、独特の雰囲気を持ったサイケデリックな曲まで製作する、天才的な音楽センスを持ち合わせており、彼がいたからこそザ・ヴァインズは世界に知れ渡ったと言えます。
しかし、アスペルガー症候群を持っており、彼の暴言、暴力などのトラブルにより、バンドの活動が上手くいかない時が多かったこともありました。
後述するように、2004年には来日公演を果たしましたが、日本人は英語が分からないだろうなどといった暴言を吐き、来日公演が散々な結果になったこともありました。
なお、今ではクレイグはだいぶ落ち着いたようで、バンド活動は継続しており、ザ・ヴァインズとしてライブを行ったり、2018年にアルバムもリリースしています。
ラクラン・ウェスト(ドラムス)
途中加入したドラムスです。
ティム・ジョン(ベース)
途中加入したベーシストです。
THE VINES(ザ・ヴァインズ)の来日歴
2004年:渋谷CLUB QUATTRO、心斎橋CLUB QUATTRO
2008年:FUJI ROCK FESTIVAL 08
THE VINES(ザ・ヴァインズ)のライブセトリ定番曲
日本に来日は近年は全くしていませんが、地元オーストラリアではライブ活動をしていることが地元メディアが報じています。
①Highly Evolved
2002年にリリースされた1stアルバム「Highly Evolved」のタイトル曲です。
ミドルテンポの曲であり、マグマが溜まっているようなクレイグの声とギター、そして曲が進むにつれて重なるクレイグの叫び声。
1分30分程度の曲ですが、この1曲だけで僕を含めて、当時多くの世界の若者がザ・ヴァインズの虜になったことは間違いないと思います。
②Metal Zone
2014年にリリースされた5thアルバム「Wicked Nature」に収録されている「Metal Zone」。
2014年のバンドの中期にあたる曲であり、初期の頃の荒々しいクレイグと比較すると、もちろん儚さや激しさはありますが、安定感が見られる歌い方をしています。
声が優しくなったクレイグにも魅力があり、彼の成長とともにザ・ヴァインズの曲も変わったのが感じられる曲です。
③Get Free
2002年にリリースされた1stアルバム「Highly Evolved」に収録されている「Get Free」。
ザ・ヴァインズの中でも、クレイグの荒々しい声が特徴的な曲です。
オルタナティブサウンドに重ねたクレイグの叫びがとてもかっこよすぎます。
④Ride
2004年にリリースされた2ndアルバム「Winning Days」に収録されている「Ride」。
イントロではややきれいな曲かと思えば、バリバリにオルタナティブなザ・ヴァインズらしさが出ている曲です。
Aメロの気だるそうなクレイグの声から、サビではスクリーム混じりの声で、僕たちの身体に襲い掛かるサウンドは流石としかいいようがありません。
⑤Outatthaway!
2002年にリリースされた1stアルバム「Highly Evolved」に収録されている「Outtathaway!」。
ザ・ヴァインズの中でも問題作であり、また衝撃的な最高の1曲だと僕は思っています。
この曲にクレイグの全てが詰まっていると言っても過言ではないんですよね。
彼の激しさ、儚さの両面が見れる曲そんな曲だと思います。
THE VINES(ザ・ヴァインズ)のおすすめ曲
Green Utopia
2014年にリリースされた5thアルバム「Wicked Nature」に収録されている「Green Utopia」。
ギターのカッティングが気持ちいイントロから始まる曲です。
この曲のクレイグは声が非常にきれいであり、彼の儚さと美しい声がハマっている曲ですね。
サビ前のセクシーさを感じたところから、サビでは声が多重になっているのはザ・ヴァインズらしさを感じます。
Hate the Sound
2018年にリリースされた5thアルバム「In Miracle Land」に収録されている「Hate the Sound」。
最近の曲になるわけですが、曲名からしてクレイグが心配になるような曲です。
初期っぽさもある曲であり、やや方向性に欠ける気もしますが、これからの彼らの活動を見守りたい、そんな気持ちからおすすめ曲に入れさせて頂きました。
曲としては、キャッチ―さがあり、クレイグが特有の叫び声の一歩手前のような気だるい声で一貫して歌い上げています。
THE VINES(ザ・ヴァインズ)を好きな人におすすめのバンド
THE VINESのような荒々しくも儚さを感じる声をボーカルに持つバンドや、動と静を併せ持つバンドが好きな人には、次のバンドもおすすめです。
- THE STROKES
- JET
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THE VINES(ザ・ヴァインズ)のライブセトリ定番曲、おすすめ曲まとめ
クレイグという一人の天才を中心とするオーストラリアのバンド「THE VINES(ザ・ヴァインズ)」。
彼の不安定な荒々しい歌い方が特徴的な曲、そして儚くサイケデリックな曲まであり、彼らしか作ることのできない世界観がありながらも、バンドとしては順風満帆ではありません。
しかし、今もクレイグを中心にザ・ヴァインズは活動を持続しており、少しでも多くの人がザ・ヴァインズを知り、その魅力を感じてもらえれば本当に嬉しく思います。
どうも、マット( @Tirock69)でした。